犬子ひょうたん祭(祇園祭)

毎年6月15日に八坂神社(大宮神社境内)で開催され、米の粉で形どられた「犬子ひょうたん」と呼ばれるお守りが販売されます。山鹿の人びとはこれを部屋の隅に飾り、この1年間の無病息災を祈ります。このお守りは手作りのため表情が異なり、どれにしようか迷ってしまいそうです。お祭りのはじまりは、江戸末期。疫病が流行り出し困っていた頃、衹園の神が枕元に立ち、「現在の祠(ほこら)を小高い地へ場所を移すように」と告げられました。そこで、八坂神社を移そうとしたところ、どこからともなく現れた子犬が神輿(みこし)に付いて離れずにおり、その後消えてしまいました。すると疫病は消滅し、里人たちは「あの子犬は、衹園さんの使いものに違いない」といい、子犬の姿を、衹園さんの好きな酒を入れる「ひょうたん」とともに作りはじめました。またこの日は「初かたびら」と呼ばれ、浴衣を着始める風習があります。ぜひ、かわいい犬子ひょうたんをお求めに出かけてみてはいかがでしょうか。

期間 2019年6月15日
時間 12:00~21:00
場所 八坂神社(大宮神社境内)
アクセス 熊本方面 / 九州自動車道 植木ICより 車で約15分
福岡方面 / 九州自動車道 菊水ICより 車で約15分
●佐賀空港からのアクセス  佐賀空港→ 佐賀駅→新玉名駅
 ※おおまかなアクセスです。また検索条件によっては他のルートが表示される場合がございます。
公式サイト https://yamaga-tanbou.jp/events/4156/

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