天津に来たら、必ず訪れる場所
1888年に開業した天津駅は、天津市で一番大きな駅であり、観光スポット。駅自体がとても広く、待ち合わせはピンポイントで場所を指定したほうがいいかも。建物自体が独特なデザインで、どこか不思議な雰囲気です。ここから高速鉄道に乗れば35分で、首都北京へ行くこともできます。
住所:天津市河北区新纬路1号
旧フランス租界エリアのノスタルジーに触れてみる
天津駅からぐるりと後ろに向くと、対岸沿いに津湾広場があります。天津の金融が集まる街としての一面を持ちながら、劇場や映画館などの文化施設、雰囲気の素敵なレストランなど、夜景を楽しみながら巡りたい場所です。
住所:天津市和平区
19:00
海 河 夜 景 遊フェリー乗り場は天津駅のすぐそばにあり、ライトアップされた天津駅、津湾広場、天津アイや意式風情区、解放橋、天津古文化街などを一望できるので明日巡るスポットの予習しておきましょう。
料金:大人 100元 子ども 50元
65歳以上 80元 学生 80元
(証明が必要)
住所:天津市海河東路鳳凰商貿広場
20:00
津湾広場で本格的な中華料理を楽しむ
北京ダック、餃子など有名な中華料理は数ありますが、日本ではお目にかかれない本場の中華料理に挑戦してみるのはいかがでしょうか。中華料理といっても天津料理とともに、北京料理、四川料理、上海料理、広東料理などさまざま。コラーゲンたっぷりの豚足がスパイシーなスープに絡まった香辣猪蹄は、プリプリした身の歯ごたえの中に辛さがあいまって汗が止まらなくなる一品。ここでしか食べられない味を見つけよう。
天津の交通事情について
天津の交通は電車、地下鉄、バス、タクシーがあります。電車は北京と天津を結ぶ専用高速路線『京津高铁』や、天津観光には利便性が高い地下鉄や、5分から10分おきにくるバス、3Kmまで一律8元で乗ることのできるタクシーなど、交通網はとても発達してなおかつ安いです。そのほかシェアサイクルなどもありますが、天津観光の際は、地下鉄、バス、タクシーの利用をお勧めします。天津海浜国際空港についたらすぐにバスと地下鉄で使える交通カード(CITY CARD)を購入しましょう。列車や新幹線を利用する際は身分証明証が必要なので、パスポートは忘れずに。
10:00
五 大 道西洋の街並みと中国の文化があわさり独特の魅力を放つ
イギリスやフランス、ドイツなどの洋館が今でも残る、雰囲気のある場所。重慶、常徳、大理、睦南及び馬場、五つの主幹道で名づけられたエリアを五大道と呼ばれ、西洋の街並みの中に、アジアの匂いを感じる不思議な場所です。
住所: 天津市和平区19号
11:30
静 園歴史の面影を感じる、ラストエンペラーの邸宅
清朝の末代皇帝である愛新覚羅溥儀が紫禁城を追われて住んだ邸宅である静園。中に入ってみると心地よい風が吹き抜けるような、文字通り静かな場所です。溥儀はここで何を思いながら、暮らしていたのでしょうか。そんなことを考えながら、巡ってみるとまた違った発見があるかもしれません。
営業時間: 9時~17時(月曜休み)
入場料: 20元
住所: 天津市和平区鞍山道70号
12:30
天 津 古 文 化 街中国がぎゅっと詰まった場所でお土産探し
天津古文化街は、100以上のお店が軒を連ね、天津よりも長い歴史をもつ天后宮で海の女神様に願いを託してみるもよし、屋台グルメを堪能したり、お土産や可愛い中国雑貨などをここで探してみてはいかがでしょうか。
住所: 天津市南開区通北路古文化街
天津に来たなら食べたい
屋台グルメ
煎饼果子(ジェンビングオズ)
煎餅菓子は、緑豆の粉を水で溶き薄いクレープ状に焼いて、そこにネギや、味噌、揚げパンなどを挟んで食べる、天津名物の屋台グルメです。揚げパンのサクサク感と甘辛い味噌にネギが良いアクセントとなっています。屋台によって、こだわりの煎餅菓子が味わえます。
麻花(マーホア)
麻花はかりんとうに似た天津の名物菓子。繊細な模様や、大胆なねじりのかたちの多種多様な麻花を探すのも楽しい。定番の形は揚げパンのように大きく、割って食べます。油であげているので、1ヶ月以上保存できます。お土産にもぴったり。
14:00
中 国 瓷 房 子 博 物 館古磁器のかけらで装飾されたフォトジェニックな家
元は個人の邸宅に6年の歳月をかけて磁器のかけらを4億個以上使用して彩られました。見た目に圧倒されてしまいますが、貴重なアンティーク古磁器の絵や可愛い動物の石像など細かな装飾にも注目。どこかシュールで不思議な混沌としたこの家にモダンな中国を感じます。
営業時間: 9時〜16時30分
入場料: 50元
住所: 天津市和平区赤峰道72号
15:30
西 開 天 主 教 堂旧フランス租界の名残を感じる、美しい教堂
南京路を歩いていくとひときわ目立つ建物、天津で最大のロマネスク様式の聖堂である西開天主教堂。中に入ってみるとステンドグラスやタイルの美しい装飾と静観な雰囲気に心を奪われます。
営業時間: 8時〜18時
住所: 天津市和平区和平路西寧道11号
17:00
弄 堂 小 笼 包小籠包といえばレンゲですくって、一口かじると美味しい肉汁が溢れる・・というイメージがありますが、天津で流行しているこの小籠包は濃厚な蟹の旨味が詰まった肉汁をジュースのようにストローで吸って楽しみます。
営業時間: 10時〜22時
住所: 天津市河東区新開路71号
未来広場B1
天津のお金の持ち歩きについて
中国もしくは天津で決済をするのであれば、銀聯カードが便利です。しかし屋台など小さなお店ではつかえないこともあるので、日本の空港で元も多少両替しておくか、中国国内でクレジットカードでキャッシングするとレートが良いのでおすすめ。
11:30
黄 崖 関 長 城登る価値あり!天津の万里の長城
黄崖関長城は全長42キロにもおよぶ万里の長城。黄色の外壁が夕日を浴びて黄金色に染まるのが美しく、晩照黄崖とも呼ばれています。緩やかなルート、険しいルートと2つありますので、中国の奥深く豊かな自然を楽しみながら、自分のペースで登ってみてください。
営業時間: 8時〜17時
入場料: 70元(保険5元含む)
住所: 天津市薊県下営鎮黄崖関村
14:00
その土地の新鮮な野菜を食べよう
地元の農家が直接にやっているレストランで、『農家菜(ノンジャーツァイ)』と呼ばれるその地域で収穫された新鮮な野菜や卵、肉などの田舎料理が食べられます。中華料理といえば辛さがすぐ思い浮かびますが、こちらは素朴でありながら素材の旨味を生かした優しい味わいで、どこか懐かしさを感じます。
20:00
日本人の舌にも合う!中国東北料理に舌鼓
中国の東北地方の料理は、寒い地方ならではの保存食である漬物や干物などを使った塩辛い料理が多めです。代表的なのは日本人の口にも合いそうな白菜の漬物の酸っぱいスープにスペアリブの入った酸菜炖排骨。スペアリブが入っていながら、さっぱりとしているので、どんどん食べてしまいます。日本ではまだまだマイナーな中国の東北料理ですが、これからブームが来るかも?
天津では天津甘栗とは言わない?
日本では馴染みの深い『天津甘栗』ですが、本場・天津には『天津甘栗』はありません。天津で甘栗といえば『小宝栗子』なのです。1袋およそ20元ほどで、ホカホカの大きくてまんまるな栗が出てきます。少し割れているので剥きやすくて、味はじんわり甘くて美味しいです。食べ歩きのお供に、列車の長旅のおやつにいかがでしょうか。
10:00
石 家 大 院千年の歴史を持つ名家の邸宅に圧倒される
楊柳青の中にある天津の名家 石家の邸宅。豪華で美しい彫刻や、建物自体の凛とした佇まいに中国の伝統と歴史を感じることができます。現在は博物館となっており、天津の文化に触れられる貴重なスポットです。
営業時間:9時〜17時
(5/4-10/7)
9時〜16時30分
(10/8-5/3)
入場料:27元
住所:天津市西青区楊柳青鎮估衣街
47号
天津に来たなら食べたい
屋台グルメ
大饼鸡蛋(ダービンジーダン)
きゅうり、卵、海藻などと甘辛いタレなどの具材が、もちもちしたナンのような生地に包まれています。旅の朝ごはんや、ちょっとしたおやつにいかがでしょうか。
耳朵眼炸糕(アードゥオヤーン)
お餅に餡子が包まれ、油で揚げられたお菓子。餡子があっさりしており、少し和菓子に似た天津の軽食です。お茶と一緒に楽しみたくなるお菓子です。