クリスマスは今や世界中で愛されている特別なイベントです。そんなクリスマスを今年は異国文化という視点で体験してみませんか。クリスマスシーズンの教会を巡り、厳かな気持ちでパイプオルガンから奏でられる美しい調べや賛美歌の合唱を聴き、異国文化としてのクリスマス料理を楽しみましょう。
Pick Up Point
SPRINGの搭乗手続き締め切りは、出発35分前までです。第3ターミナルが搭乗手続き場所です。空港第2ビル駅から第3ターミナルまではターミナル連絡バス(無料)で約5分(乗車時間)、徒歩で約15分かかります。時間に余裕をもって空港に行かれることをおすすめします!
成田空港第3旅客ターミナル 発
〜リムジンバス 成田空港線 銀座駅行〜
東京復活大聖堂教会 ニコライ堂
御茶ノ水にあるニコライ堂、建物としての大聖堂の正式名称は東京復活大聖堂教会です。1891年にロシアから布教のために来日した亜使徒聖ニコライによって建立されました。ニコライ堂の名は、この聖ニコライに由来するそうです。緑青色を纏ったドーム状の屋根は日本で初めてにして最大級の本格的なビザンティン様式の教会建築で、国の重要文化財です。修復事前調査から修復完了まで9年の月日が費やされ、完成した姿は輝くばかり。聖堂の奥にあるイコノスタシス(聖障)には、金と白金箔がはられました。見学できる時間に注意し、ぜひ歴史的建物の内観までご覧ください。
東京クリスマスマーケット2019in芝公園
新しいクリスマスの過ごし方を東京クリスマスマーケットで体験してみてはいかがでしょうか。ドイツ・エルツ地方にあるザイフェン村は、木のおもちゃ作りで有名です。そのザイフェン村からクリスマスオーナメントや木工細工が300種類以上も販売されます。国内ではどこよりも安く販売されるので、お気に入りの雑貨を見つけてお得にお買い求めいただけます。ドイツから来日した楽団や日本を代表するゴスペルグループ、国内外で活躍するメンバーによるオペラなどが毎日開催されます。中でもサンタのショーは大盛り上がりです!キャンドルやスノードームを作るワークショップも行われホームページ上から予約を受け付けています。東京クリスマスマーケットでしか味わえない体験にぜひご参加ください!
カトリック麹町聖イグナチオ教会
東京四ツ谷にあるカトリック麹町教会は『聖イグナチオ教会』という名で親しまれています。カトリック修道会イエズス会の創始者の一人である聖イグナチオ・デ・ロヨラの聖イグナチオの名に由来します。キリスト教を初めて日本に伝えた聖フランシスコ・ザビエルは、聖イグナチオによって派遣されました。現在の建物は1999年に建設され、命と復活の象徴である卵の形、楕円形の主聖堂を中心としています。日曜日のミサは多言語で行われ、国際色豊かな教会として知られています。楕円が重なり合う美しい天井と窓から差し込む光で、ステンドグラスが虹色に輝き幻想的な教会をご覧ください。
ベルギーのクリスマスのデザート
ベルギーでは、12月6日に伝統的な菓子である『スペキュロス』を食べます。サンタクロースのオリジナルと言われるサンニコラを祭った記念日に食べられるクッキーです。白胡椒、シナモン、ジンジャー、カルダモン、ナツメグなどの香辛料を生地に練りこんで作ります。スパイスの効いたクッキーはいろいろな味が楽しめます。
もう一つのベルギーのクリスマスのお菓子は『ビュッシュ・ド・ノエル』です。ビュッシュは『木・丸太』で『クリスマスの丸太』、ノエルは『クリスマス』という意味だそうです。諸説ある由来ですが、『キリストの誕生を祝い、幼い救世主を暖めて護るため、暖炉で夜通し薪を燃やした』という意味もあるそうです。
東京カテドラル聖マリア大聖堂
文京区関口にある東京カテドラル聖マリア大聖堂。カトリック東京大司教の司教座聖堂(カテドラル)であり、教会堂名が『無原罪の聖母』(聖母マリア)であることから、東京カテドラル聖マリア大聖堂といいます。建築家の丹下健三氏設計の下1964年に建設されました。半世紀以上前の建築物とは思えない洗練されたデザインで、シェル構造(シドニー・オペラハウスなども同じ構造)の8枚の面により、空から見ると大きな十字架に見えます。コンクリート打ちっ放しの内壁や大理石を薄く切り出してはめこんだ梯子状の窓、トップライト等が特徴的で、神聖な空間を静謐で厳かな雰囲気に演出します。日本最大のパイプオルガンで奏でられるオルガンメディテーションなど、聖堂では様々なコンサートイベントを行っており、カテドラル内部を彩る音と光の芸術を楽しむことができます。
東京カテドラル聖マリア大聖堂 クリスマスミサ
東京カテドラル聖マリア大聖堂では、クリスマスミサが12月24日・25日に行われます。日本語、英語、スペイン語と3カ国語で行われるミサは、本場の雰囲気が味わえます。パイプオルガンの演奏、響き渡る合唱、美しい音楽の調べの残響が大聖堂に広がります。クリスマス時期以外にもオルガンコンサートが開催されていますので、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。荘厳な雰囲気に満ちていてとても厳かな、穏やかな気持ちになれます。教会に身を寄せ、静かな気持ちで過ごす異国のクリスマス体験はいかがでしょうか。
カトリック神田教会
カトリック神田教会は、明治7年に創設され、日本にキリスト教をもたらした聖フランシス・ザビエルに捧げられました。『カトリック神田教会聖堂』の名称で国の登録有形文化財とされています。外観はロマネスク様式、内部はルネサンス様式という二つの建築様式を融合した建築物は美しく重厚感があり、現在の聖堂は1928年に完成したものです。室内に日が差し込むステンドグラスの輝きは美しく、日が落ちた後に内部からの灯りでステンドグラスから光が外にあふれる様子も美しいです。月曜日以外の10:00〜16:00で結婚式が行われていなければ、内部を見学できます。結婚式が行われていたら、幸せな気持ちをお裾分けしていただきましょう。
イタリアのクリスマスの食事
イタリアではキリスト降誕の前日は体を清めるため、イブの日にはあまりお肉を食べず、多くの家庭で魚や野菜料理が中心です。その分クリスマス当日のランチには豪華なコース料理が並び、それぞれのお料理に合わせたワインも用意します。クリスマスの伝統的で最もポピュラーなパスタ料理は、トルテッリーニというひき肉を包んだパスタです。コースのメインのお肉料理としてローストチキンが並びます。
イタリアのクリスマス菓子には『パネットーネ』があります。ブリオッシュ生地の中に、レーズン、オレンジピールなどお好みのドライフルーツを入れて、焼き上げた大きな菓子パンで、『大きなパン』という意味があるそうです。クリスマスの4週間前から食べ始めるそうです。卵とバターとフルーツの芳しく穏やかな香りで食べ口も軽いため、おなかがいっぱいでもついつい手が伸びてしまいますね。
〜リムジンバス 成田空港線 成田空港行〜
掲載のプランはSPRING 2019年冬ダイヤ(2020年3月28日まで)を参考に、2019年10月調査によるものです。本ページで掲載されている交通機関の運行時刻や、飲食店・イベント等の営業時刻は予告なしに変更になる可能性がございます。実際にご利用される場合、改めて事前にご確認下さい。掲載された内容により生じたトラブルや損害等については、弊社では保証いたしかねますので、あらかじめご了承の上、ご利用下さい。