第2回 これさえ覚えておけば、旅もラクラク!?パッキング術

1 持っていくものを取捨選択して工夫する

旅支度で重要なことは何を持っていき、何を置いていくか、という選択にかかっています。そこで、宿泊先にあるアメニティや備品などは、持参する必要がありませんので、宿泊先で利用可能な備品を確認しましょう。バスタオルやドライヤーが準備されているのに持っていくなんて、重いし、スペースを取られてしまいます。化粧品などは、本体を持っていくとかさばってしまいますし、瓶などの場合、割れてしまう危険性もあります。100均などに売っている小型のプラスチックボトルなどに小分けにして携行すると便利です。こぼれないための工夫として、ラップで軽く封をしてからキャップを閉めるとこぼれにくくて安心です!

2 パッキングの基本

トランクを開いて、荷物を詰める時に、重いもの・硬いものは下(タイヤがある側面が下になります)、軽いもの・柔らかいものは上に詰める方法が基本になります。また、トランクを立てた時に上部に空きスペースができるのは危険です。片側を上から下まで詰めて、さらに片側を…と進めていくのが良いでしょう。洋服などはシワになりやすく、スペースを取ってしまいがちですので、巻いて収納することをおすすめいたします。シワになりにくく、平たく畳んで積み上げるときよりも、スペースも確保しやすくなります。電子機器類の周りに衣類を配置すれば、クッション代わりにすることもできます。圧縮袋は厚みがある衣類、または着終わって収納するだけの衣類に使うと便利です。こまごましたものは、ポーチやケースにまとめると、トランク内での紛失を防げます。パッキングの際にオススメしたい便利アイテムは、シャワーキャップ!靴などをトランクに詰める際に、袋に入れるよりフィットしますしトランク内の荷物を汚しません。ちなみに、髪を染める時に使うイヤーキャップも便利。トランクのタイヤ部分につけると、室内でタイヤ汚れを気にせずに、荷物を広げられます。どちらも100均などで購入可能です。

3 その荷物、何kg?

飛行機に搭乗する際に預けたり、機内へ持ち込んだりする荷物には重量制限があります。何回か旅行をすると、どれくらい詰めると重要制限でオーバーしてしまうかの感覚がつかめると思います。しかし、購入したばかりのトランクで旅行に行くときは、空港で計量する前に、重さを確認したいですよね?そんな時は、お家に体重計があれば確認できるのです!手順としては、トランクを抱きかかえた状態で体重計に乗り、重さを量ります。その後、トランクを置いて自分の体重だけを量ります。量った2つの重さの差がトランクの重量になります。簡易ですが家にあるもので重さを量ることができます。軽すぎた時は、荷物を増やすことができますし、重すぎた時は荷物を減らす必要があります。

4 これでラクラク♪振り返ろう。

パッキングを楽にこなせるようになる秘訣はなんと言っても記録を残すこと!都度、持ち物リストを作成し、詰めたものをリストアップします。帰宅後にそのリストを見ながら『使った・使わない・持っていけばよかった』の3点で分別すると、自ずと必要なものが分かり、「もしかしたら使うかも…」なんて選択肢を持つ必要が無くなります。どれくらいのスペースで荷物を詰めればいいのか、荷物量を把握することでパッキングがラクになります。これを繰り返すと、最強の自分セットが出来上がり、準備の時短にも繋がります。

Spring Japanはスプリング・グレードの場合、無料手荷物(機内持込手荷物+受託手荷物)が15KGとなっており、受託手荷物許容量がLCCの中でも多めになっております。今回の記事を参考に、パッキングのしかたによって受託手荷物と機内持込を上手に分けることがポイントです。
※荷物についての詳しい案内はこちらをご覧下さい。

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