第7回 旅先で撮った写真の整理術

旅行に行くと必ずと言っていいほど写真を撮る方が多いと思います。昔はフィルムで現像だったので、今よりも枚数を考えて撮ることがあったかもしれません。今は、21世紀、デジタルカメラの時代ですのでたくさん撮って、要らないデータは処分して厳選したものを現像することが多いと思います。ただ、旅行から帰って来た後に整理をしないまま、次の旅行に向かったりすると、容量が足りなくて、泣く泣く写真を選別して消す作業をその場で行ったり…。そのような事にならないために、きちんと整理していきましょう。

1 撮る時の一工夫で時系列が簡単に。

1泊旅行などであれば、写真の整理は容易だと思いますが、GWなどの連休で長期旅行に行く場合、毎日写真を撮っていると、どの写真がどの日のものか分からなくなることありませんか?日付を確認すれば一目瞭然ですが、いちいち1枚ずつ開くのも面倒くさい…。そんな時におすすめなのが、撮り始める前にレンズを汚さない程度に手や服で塞いだ状態でシャッターを切ること!一覧で様々な写真を見る際に、一色のみの写真はかなり目立ちます。そこを区切りとして使えば、一覧から選択するなど、編集や整理作業をする時に便利です。スマホであれば、カレンダー画面をあらかじめスクリーンショットしとして撮っておくのも手です。これだと日付まで一目瞭然。また、観光スポットなどに行く場合は、入り口の看板などを撮っておくと、整理しやすくなります。

2 WEBのフォトアルバムサービスを使って簡単に共有

友達や、恋人、家族と行った旅行では、お互いの写真のやり取りが大変だったりしませんか?そんなときに便利なのは、WEB上の共有サービスです。GoogleフォトやLINEのアルバム機能などが挙げられます。「写真 共有」などで検索し、各々の目的にあったサービスを使用しましょう。また、iPhoneやiPadなど、Apple社の端末同士なら、AirDrop機能を利用して、送受信することができます。

3 楽しかった気持ちを長期保存!

撮った後の写真データですが、場所をとらないし、アルバムにする必要もないのでそのままデータで保存!という方が多いと思います。ただ、データのみの保存というのは便利ですが、消えたらおしまいです。手軽なデジタルだからこそ、放置していた写真データを誤って失ってしまうことは十分に考えられます。おすすめは、きちんと現像に出すことと、データ保存の併用です。昨今、技術が進化して、家のプリンターで写真を印刷できる機会も増えました。ただ、やはりお店での現像のほうがキレイですし、家で印刷したものより劣化が遅いです。また、当たり前ですが、直射日光があたる場所や、湿気が多い場所での保管は避けましょう。データ保存ですが、USBメモリやSDカード等のフラッシュメモリ関連製品は静電気などに弱く、保存寿命が5〜10年のものが多いので、おすすめいたしません。HDD(ハードディスク)や、クラウドストレージがおすすめです。

4 現像した写真が溜まってしまった…こんな時は。

コツコツとカメラからデータを移して現像していたけど、現像した写真がたまってしまった…!よくあることだと思います。基本的にはたまる前に、都度アルバムに納めていくのが最も無難です。たまってしまい、大量にある場合は、まず分けましょう。行った旅行ごと、月ごとなどで分けながら、作業を進めて行きましょう。ここでのオススメは口付きのストックバック。ラベルを油性ペン等で明記しておけば、作業を中断したときなど再開しやすいです。そのあとは、ポケット式のアルバムに写真を収納してもよいし、時間がある方は、スクラップブックなどを作ってみるのも良いと思います。

せっかくの旅の思い出。読み返したり出来るようにきちんと整理しましょう♪

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