中国語で『静かな波』という意味を持つ寧波。
古くから日本と深い関わりを持ち、
『仏教の聖地』として古い歴史と
港湾都市として大きく発達を続けています。
そんな2つの顔を持つこの街は
まだまだ日本で馴染みがないかもしれませんが
魅力的なスポットが数多く存在します。
まずは、ダイジェストムービーで
寧波の雰囲気を感じてみてください。
上海から約2時間、浙江省の東部に位置し長江デルタを形成する都市のひとつである寧波。 中国を代表する港湾都市として進化をし続ける寧波ですが、その歴史は古く市内には数多くの遺産が残されています。特に日本との繋がりは古く、遣唐使が中国上陸に寧波を目指していたことや、数多くの仏僧が訪れていたことから『日本仏教の聖地』でもあります。2008年には寧波と上海を結ぶ杭州湾海上大橋が完成し、さらに発展を続けています。
主な交通機関を使用すれば寧波市内のアクセスはおよそ30分で可能。ターミナル到着ロビーに着けばすぐにバス、タクシーの乗り場があるので移動をスムーズに行うことができます。
寧波市内の交通網には、電車と地下鉄があります。電車は上海まで通っている高速鉄道や、杭州や温州へ行くことができる路線があります。地下鉄は、現在4つの路線が運行しており、日本と同じようにIC交通カードを使用して乗車ができ、車内もとてもキレイです。
日本よりも安い初乗り運賃で、気軽に乗ることができるタクシーは、中国では頻繁に利用されます。運転手さんに場所を伝えることができれば、様々な場面で活用できます。
区間やバスの種類によって価格は違いますが、現金支払いの場合は、お釣りが出ないので注意が必要です。
中国でメジャーな地図アプリといえば「百度地図」や「高徳地図」が有名です。こちらの百度地図はWEB版とアプリ版があり、どちらも似たUIなので使い分けてもいいかもしれません。地図のストリートビューの性能は高く、どんな場所か探すのに最適です。また交通機関の混雑状況も教えてくれるので、中国旅行には欠かせないアプリではないでしょうか。
上記にあげました百度地図に並びまして、「高徳地図」も使いやすくておすすめです。日々使い慣れているgoogle mapのUIに似ており、中国語表記でも、感覚的に使うことができます。また駅に何口があるのかを教えてくれるなど、地図の詳細がわかりやすくて便利です。